韓国映画「パラサイト 半地下の家族」あらすじネタバレ、結末! [新作情報]
韓国映画は、最近の日韓の不仲が続いていることから、あえて見ないようにしていたのですが、
「パラサイト 半地下の家族」が、韓国だけでなく世界中で評判が良いものですから、少し興味が湧いてのぞいて見ました。
「パラサイト 半地下の家族」は、韓国映画で初めてカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した作品です。
この賞は、2018年に日本の『万引き家族』が受賞しています。
「パラサイト 半地下の家族」が、少し違うのは、その受賞がピークではなく、以降も世界中の映画祭を総なめにしているのです。
アカデミー賞にノミネートされるともいわれています。
■「パラサイト 半地下の家族」がこれまでに受賞した賞
・AACTA賞
・AACTA国際賞
・青龍映画賞
・カンヌ国際映画祭
・放送映画批評家協会賞
・春史大賞映画祭
・ゴールデングローブ賞
・ハリウッド映画賞
・ロサンゼルス映画批評家協会賞
・ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
・全米映画批評家協会賞
・ニューヨーク映画批評家協会賞
・全米映画俳優組合賞
・シドニー映画祭(英語版)
どうです、たくさんの賞を受賞しているでしょ。
これだけ、世界から高評価を受けている作品なら観たくなりますよね?
■「パラサイト 半地下の家族」あらすじネタバレ、結末!
韓国の実態はニュースなどで垣間見聞きするしかできませんが、
本作品でより理解が深まったような気がします。
ギテクの4人家族(父ギテク、母チュンスク、息子ギウ、娘ギジョン)は、全員が失業中で内職で、なんとか食いつないでいました。
ある日、ギウは友人から家庭教師の仕事をもらい、金持ちパク家の娘の家庭教師になります。
ギウは、信頼を勝ち取り、息子の家庭教師に妹ギジョンを紹介し、採用されます。
2人が兄妹ということは内緒で、名前も資格証明書も偽造していました。
次には、パク氏の運転手を策略を用い追い出し、父親のギテクを新しい運転手として採用してもらいます。
もちろん、親子関係は隠してあります。
次に狙われたのは、長年パク家に勤める家政婦です。
この家政婦も彼らの策略で追い出され、母親のチュンスクが雇われます。
ある日、パク家がキャンプ旅行に出かけると、ギテク家族はパク家の豪邸に集まり、馬鹿騒ぎを始めます。
そんな時に、突然、ドアのベルがなり解雇された家政婦が訪ねてきます。
実は、パク家の豪邸には、住居している家族も知らない、秘密の地下室があり、そこに家政婦の夫が隠れていたのです。
家政婦はその秘密を守ってくれるように懇願するのですが、彼ら4人が家族という事がバレ、形勢が逆転します。
双方がもみ合いになっているところにパク氏から電話が入ります。
大雨でキャンプが中止になり今、家に帰る途中だというのです。
彼らは慌て、家政婦夫婦を地下室に閉じ込め、母親のチュンスクを除いて、3人は家に帰ります。
しかし、家は半地下にあるので水びたしで帰ることができず、避難所に向かいます。
翌朝、パク家は長男の誕生日パーティーを開き、4人も他の従業員と一緒に招待されます。
ギウは、パーティーの途中で秘密の地下室を訪れると、待ち伏せされた家政婦の夫に殴られ気を失ってしまいます。
家政婦の夫はパーティーに突入し、ギジョンを刺してしまいます。
会場が混乱する中、チュンスクが夫を刺し殺します。
パク氏が家政婦の夫に近寄ると、あまりの臭いに後ずさりします。
ギテクはそれを見て、下層階級の人間が馬鹿にされたと思い、衝動的にパク氏を刺し殺してしまいます。
数週間後、ギテクを除いて裁判がかけられ保護観察を宣告されます。
父親のギテクだけが、行方が分かりません。
ギウは父親がどこに隠れているのか心当たりがありました。
夜、パク家の豪邸を見下ろす高台に登ると、豪邸の電灯がモールス信号の点滅をしているのに気が付きます。
そう、父親ギテクのモールス信号です。
その豪邸は、パク家が去ったあと、今は外国人が暮らしていました。
ギウはいつか豪邸を買い取って父親を解放する事を誓います。