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実話「リチャード・ジュエル」あらすじ、大冤罪事件の結末を暴露! [新作情報]



2020年1月17日に実話「リチャード・ジュエル」が劇場公開されます。

監督は、2018年の『運び屋』で監督・製作・主演を務めたクリント・イーストウッド。

「リチャード・ジュエル」の製作時は89歳という年齢でありながら、精力的に出演者に演技指導をしている姿が公開されています。

いやあ、元気ですね。

アカデミー賞、受賞も視野に入れているようです。

「リチャード・ジュエル」は、1996年7月27日に、アメリカのアトランタで実際に起きた爆弾事件を題材にしています。

アトランタオリンピック開催から7日目の出来事です。

タイトルの「リチャード・ジュエル」は、当時、爆弾を見つけた英雄でありながら、

後に風評被害で犯人扱いされた実在人物の名前です。

リチャード・ジュエルの母親、彼を弁護する弁護士、FBI捜査官、彼を糾弾する新聞記者、全ての登場人物が実名で登場します。

冤罪事件というと、日本でも「松本サリン事件」がありますね。

「松本サリン事件」も、第1通報者の無実の人が、警察とマスコミのなれ合いにより半ば公然と犯人として扱われてしまいました。

「リチャード・ジュエル」も同じです。

アトランタ・オリンピック会場の警備員であったリチャード・ジュエルが、公園のベンチの下から爆弾を発見します。

直ぐに警察に通報し、周囲の人を非難させますが、死者2名、負傷者111名という大惨事になってしまいます。

しかし、リチャード・ジュエルの発見により多くの人々が避難することができ命を救われのも事実です。

マスコミはこぞってリチャード・ジュエルをヒーロー扱いしますが、

一転、FBIが第1発見者で通報者であるリチャード・ジュエルが犯人の可能性があり疑っている情報がマスコミに流れます。

マスコミは今までのヒーローから手の平を返したように彼を犯人扱いで書き立てます。

リチャード・ジュエルの自宅にもFBIは2回も家宅捜索に入ります。

はたして、リチャード・ジュエルは英雄なのか?凶悪な爆弾魔なのか?

そんなリチャード・ジュエルの窮地を救おうと1人の弁護士ワトソン・ブライアントが立ち上がります。

ワトソン・ブライアントは、容疑者として逮捕されたリチャード・ジュエルを、

世間がテロ犯と疑う中、彼の母親を除けば、彼を信じ続けたたった一人の人物です。

ワトソン・ブライアントは、会見でこう言います。

「彼を陥れようとしているのは、政府とマスコミだ」と。

結局、FBIは3か月後にリチャード・ジュエルを捜査対象から正式に外します。

真犯人は事件から7年後の2003年に逮捕されます。

リチャード・ジュエルは、容疑が晴れてからはマスコミを相手取って名誉回復の裁判を起こしていますが、

2007年に自宅で心臓発作で亡くなりました。


今でも、起こりそうな怖い出来事です。

ワトソン・ブライアントが出てこなければ、ひょっとしてリチャード・ジュエルは冤罪の罪を着せられ死刑になっていたかもしれません。

職務に忠実な警備員で会ったにもかかわらずです。

最近は、新聞紙上だけでなくネット、SNSを通じて、簡単に冤罪事件がでっちあげられそうになります。

あおり運転の車に同乗し携帯で写真をとっていた女性に間違えられ女性なども最近のいい例ですね。

実際、今でも多くの人が正義の味方が現れないために冤罪の罪を着せられているかもしれません。

そう、思うと怖いですね。

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