ジュディ・デンチ主演「ヴィクトリア女王 最期の秘密」動画配信中! [dTV]
1月に劇場公開されたジュディ・デンチ主演「ヴィクトリア女王 最期の秘密」が動画配信中です。
イギリスを代表する名女優の“ジュディ・デンチ”が、1997年の『Queen Victoria 至上の恋』に続き、2回目のヴィクトリア女王を演じています。
“ジュディ・デンチ”は、『007』シリーズのイギリス情報局秘密情報部(MI6)の局長「M」役でもお馴染みですね。
Mとして5代目ボンド役ピアース・ブロスナンの時から演じています。
「ヴィクトリア女王 最期の秘密」は史実に基づいて描かれているのですが、そこは映画、多少の脚色はあるようです。
驚かされるのは、この史実が2010年に発見されるまで、ひたすら隠され続けられていたことです。
ヴィクトリア女王といえば、世界中の歴史学者が研究し続けている歴史上の人物です。
そんな人物の大事件を約1世紀にわたり隠し続けてきたイギリス王室の力を感じさせます。
今年2019年は、ヴィクトリア女王生誕200年の記念すべき年。
大英帝国第6代女王ヴィクトリアは、63年間にわたりイギリス女王、インド皇帝として君臨しました。
その間のヴィクトリア女王の行動で、今でも世界中で引き継がれている習慣があります。
それは、結婚式に着る純白のウェディングドレスです。
1840年に、知的でハンサムなアルバートと結婚した時に、当時珍しかった純白のドレスを着用しています。
この時から、結婚式には純白のウェディングドレスというのが広まったそうです。
また、1861年に、最愛の夫アルバートに先立たれてからは、10年間は公の場に姿をあらわさず、
その後の40年間をずっと喪服で過ごしました。
いろいろな喪服姿が劇中で登場しますが、この影響で喪服に似合うジュエリーが発展したそうです。
劇中で、“ジュディ・デンチ”はさすがという演技をみせてくれます。
「ヴィクトリア女王 最期の秘密」は、晩年のヴィクトリア女王とインド人の若者アブドゥルとの淡いプラトニックラブが描かれているのですが、
アブドゥルと初めて出会った時の、ヴィクトリア女王の少女のような輝く瞳に若返っていく表情とか、
アブドゥルの経歴を家臣から教えられた時の、一気に老け込んでしまう姿。
さらには、女王として貫禄ある圧倒的なオーラ。
同じ人物がこれだけの姿を演じることが出来るのは素晴らしいです。
この時の時代背景は1887年。
ヴィクトリア女王はこの時、68歳で在位50周年を迎えていました。
1901年に81歳で亡くなっています。
“ジュディ・デンチ”が撮影に臨んだ時は83歳です。
この時には、“ジュディ・デンチ”は網膜の病気である加齢黄斑変性によって視力が低下し、台本が読めなくなっていたんですよね。
それでも、これだけの素晴らしい演技は見事としか言いようがありません。
■「ヴィクトリア女王 最期の秘密」簡単なあらすじ
1887年、ヴィクトリア女王在位50周年の記念式典で、記念金貨「モハール」を献上する役目を担ったインドの若者、アブドゥルに、
ヴィクトリア女王が興味を示すことから物語は進行していきます。
式典で、女王の目を見ることは禁じられていたのですが、アブドゥルは女王の目を見るだけでなく微笑んでしまいます。
女王は退屈な式典にうんざりしていたこともあり、そんな彼の態度に興味を引かれます。
ヴィクトリア女王は、側近の反対を押し切る形で彼をインドからイギリスに呼び寄せ、友として大切に接するようになります。
この行動に側近たちは当然よく思いません。
イギリスの首相などは「インド人に皇室を乗っ取られたと大騒ぎをします」
果たして、2人の関係はどうなるのか・・・・。
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[ 注意 ]
紹介している作品は、2019年9月16日時点の情報です。
視聴する時期により配信終了している場合もありますので、詳細は公式ホームページにてご確認ください。