前田敦子主演「葬式の名人」動画配信スタート!川端康成の作品群をモチーフ [U-NEXT]
2019年9月に劇場公開された「葬式の名人」の動画配信が始まりました。
主演は、前田敦子。
本作品が主演2作品目で、初めての母親役に挑戦しています。
「葬式の名人」は、大阪府茨木市の市制70周年記念事業として製作され、
製作費の一部は、ふるさと納税を利用したクラウドファンディングが使われています。
日本人で初めてのノーベル文学賞を受賞した川端康成の6つの短編小説(『葬式の名人』『十六歳の日記』『師の棺を肩に』『少年』『バッタと鈴虫』『片腕』)をモチーフにしています。
川端康成が、18歳まで茨木市で生活していたことから、市制70周年記念事業として本作品が制作されました。
実は、川端康成は「葬式の名人」と言われていたのです。
知っていました?
というのも、川端康成は、1歳で父親を、2歳で母親を、7歳で祖母を、10歳で姉を、14歳で祖父を亡くしているからです。
幼少期から多くの肉親の死に直面し、生涯、その孤独と向き合い、作家として生きてきたのです。
■「葬式の名人」あらすじ、ちょっぴりネタバレ
シングルマザーの渡辺雪子(前田敦子)は、一人息子のあきお(阿比留照太)と二人で暮らしていました。
雪子は、工場で働きながら子供の世話をしています。
簡素な木造アパートに住み、子供が熱を出しても休むわけにいかず、苦しい生活を送っていました。
そんな雪子のもとに、茨木高校時代の同級生・吉田創(白洲迅)の訃報が知らされます。
高校を卒業してから10年になります。
吉田創は、高校時代は野球部のピッチャーでしたが、地方予選決勝で右腕を故障し野球を断念していました。
高校卒業後は、両親も居所がわからなく消息不明。
そんな、吉田が帰らぬ姿となって故郷に戻ってきたのです。
通夜の席に、高校時代の旧友たちが集まります。
高校時代、野球部で吉田とバッテリーを組んでいた豊川大輔(高良健吾)は、彼の無念を組み、遺体をもう一度、母校・茨高(いばこう)へ連れて行こうと提案します。
級友たちは賛同し、遺体を街の中を練り歩きながら母校に連れていきます。
母校で、思い出話で盛り上がっていると、ささいなことで、豊川と葬儀会社がケンカをしてしまい、級友たちだけで通夜を行う羽目になってしまいます。
僧侶(栗塚旭)の読経も終わり、最後のお別れに差しかかった時、
雪子はあきおにある真実を告げます。
死んだ吉田は、あきおのお父さんだと・・・。
「葬式の名人」は、タイトルからシリアスで暗い感じだと思われがちですが、作品自体はコメディです。
旧友の最後を、皆が笑いに包みながら見送ります。
■「葬式の名人」おすすめ動画配信先
新作でレンタル作品なので、どこの動画配信サービスも別課金が必要です。
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[ 注意 ]
紹介している作品は、2020年1月14日時点の情報です。
視聴する時期により配信終了している場合もありますので、詳細は公式ホームページにてご確認ください。
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