菅官房長官の天敵、望月衣塑子 原作、映画『新聞記者』動画配信開始! [U-NEXT]
首相官邸で行われる管官房長官の記者会見で、管官房長官が返答に困るような、鋭い質問を浴びせていた望月衣塑子記者を覚えているでしょうか?
一時はかなり話題になりましたね。
2019年6月28日に劇場公開された『新聞記者』は、その望月衣塑子記者の同名ベストセラーが原作です。
望月衣塑子記者は、森友学園、加計学園事件や、元TBS記者の女性ジャーナリスト伊藤詩織への準強姦事件を取材していました。
その取材を通じて、勇気を振り絞って告発している2人を見て、「自分は見ているだけでいいのか?」と思いたち、
2017年6月6日以降、菅義偉内閣官房長官の記者会見に出席するようになったそうです。
所属は中日新聞の社員で、東京本社、東京新聞の記者です。
映画の内容は、政府主導、運営は民間の大学新設計画に絡んだ闇を描いていくのですが、
あきらかに、あの事件と想像がつく内容になっています。
驚くのは、この作品が参院選が始まる直前に公開されたことと、
現政権の批判に直結するような内容がよく公開できたなあ。ということです。
アメリカなどでは、見慣れていますが日本では現政権を揶揄する映画が上映されたのは「新聞記者」が初めてではないでしょうか?
もちろん、アメリカ映画と比べると、突っ込見どころはまだまだ足りないと思いますが、それにしても今までこの手の映画の上映はなかったことから、よくやったなあ。と思います。
映画『新聞記者』は、11月22日よりDVD&ブルーレイのリリース同日に動画配信されます。
Blu-ray 定価:4,800円(税抜)、DVD 定価:3,800円(税抜)
■動画配信先
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販売価格:HD500円/SD400円(税抜)
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■映画『新聞記者』あらすじネタバレ
政府主導、運営民間の大学新設計画に関する極秘情報がある日、東都新聞に匿名FAXで送られます。
東都新聞の記者・吉岡エリカは編集長から調査を命じられます。
ちょうど同じ頃、官僚・杉原は外務省から、内閣情報調査室に移動していました。
内閣府の仕事は表向き「誠心誠意、国民に尽くす」ですが、実態は、現政権に不都合なニュースをコントロールするという業務ばかりです。
どういう事かというと、悪い情報が出そうな時、出た時などは相手にとって都合の悪い情報を集めたり、場合によってはフェイクニュースをでっち上げて、
メディアにリークしたリ、ツイッターなどのSNSを使って、攪乱させる業務です。
杉原が内閣情報調査室に移動してから外務省の元上司神埼が飛び降り自殺をして亡くなります。
実は後でわかるのですが、東都新聞への匿名FAXは彼からだったのです。
神埼は死ぬ間際に、杉原に手紙を送っていました。
杉原がそれに気が付き、封書を開くと、「自分が責任を取って辞めれば、後のことは面倒を見る。」と言われたと書かれています。
不正疑惑に対する証拠も添えられていました。
吉岡は取材を続けるうちに、杉原と接点を持ち、編集長と3人で、大学新設計画に関する闇を記事にします。
その時に、政府から反証されたら自分の名前を出してもいいと杉原は覚悟を語ります。
しかし、杉原は内閣情報調査室の上司から疑われ
「お前には愛する奥さんと生まれたばかりの子供が心配ではないのか?」と圧力をかけられます。
そして、「しばらく外国に駐在しろ。そうしたら世間は忘れる。」とも言われ、頭を抱えます。
エンディングでは、道路をはさんで杉原と吉岡が対面しています。
吉岡は大きく手をふるのですが、杉原の顔はげっそりとやつれ、何かを力なくつぶやきます。
声は聞こえません。
ここで作品は終わります。
杉原が何をつぶやいたのかを想像するならば「ごめん」だと思います。
あなたはどう思いますか?
主演の松坂桃李が見せる苦悩する姿に共感する人も多いのではないでしょうか?
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[ 注意 ]
紹介している作品は、2019年11月18日時点の情報です。
視聴する時期により配信終了している場合もありますので、詳細は公式ホームページにてご確認ください。
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