ウィル・スミス主演映画ジェミニマンが大赤字!あらすじネタバレあり [新作情報]
2019年10月25日に劇場公開され、絶賛上映中の、ウィル・スミス主演映画「ジェミニマン」が約80億円の大赤字になりそうです。
まだ、日本では公開されたばかりなので日本での興行収入はわかりませんが、
テレビでもバンバンに宣伝しているし、アラジンの実写版で魔神ジーニーを演じたことで、
今までにない若いファンも増えたことなのでヒットは間違いないと思うのですが。
実は、「ジェミニマン」は世界の2大市場の北米と中国で日本より一足早く公開されているのです。
そこでの興行成績が振るわないのです。
北米で2050万ドル(約22億2500万円)を下回るオープニング週末興行成績で幕開けし、2週目では早くも収益が60%も下落しています。
中国では、わずか2100万ドル(約23億円)のオープニング週末興行収益しか上げることができませんでした。
『ジェミニマン』の制作費は1億4000万ドル(約152億円)といわれ、
これにマーケティング費用として1億ドル(約109億円)が加わります。
2大市場の失速から最悪の事態が予想されているようです。
もともとが制作費が高すぎるのですが、これは51歳のスミスの年齢を半分に見せるための視覚特殊効果費用や、
作品自体が4Kと3D、120フレーム/秒で撮影されているのが高コストの原因になっていると思われます。
興行成績が不振でも、ウィル・スミスの出演料が減額されることはありません。
彼の出演料は推定2000万ドル(約22億円)は下らないそうですから凄いですね。
「ジェミニマン」は、ウイルスミスのクローンが登場し2人が派手なアクションを広げるのですが、見ていてまったく違和感を感じさせません。
でも、製作費のことを考えれば、今までも共演をしている息子のジェイデン・スミスと共演しても良かったのでは? と思ってしまいますよね。
■『ジェミニマン』あらすじネタバレ
政府のご用達、史上最強と言われるスナイパーのヘンリー(ウィル・スミス)が、
遠く離れた場所から、猛スピードで走行する高速列車の座席に座るターゲットを狙っています。
そして冷静にスナイパーショットを決めます。
冒頭こんなシーンから始まります。
しかし、この仕事を最後にヘンリーは政府の汚れ仕事から引退を決めます。
引退後、人里離れた場所で静かに残りの人生を送りながら、のんびり海でボートを浮かべているヘンリー。
そのヘンリーをアメリカ国防情報局(DIA)が空から監視していました。
ある日、ヘンリーはボートに追跡装置があるのを発見し、その夜何者かの集団に襲われます。
ヘンリーはボートで脱出し、ヘンリーの旧友の手助けで、コロンビアの隠れ家に身を潜めます。
しかし、ここでも突然、襲われてしまいます。
一進一退の攻防が続きますが、一瞬見かけた敵は自分によく似た男。
警察が駆け付けたことで、その場は治まるのですが。
現場に残された敵の血痕を分析すると、ヘンリーのDNAと完全に一致します。
近いのではなく完全一致です。
そこでヘンリーは気が付きます。
自分の知らないところで進められていたプロジェクトにより自分のクローンが作られたことを。
それからは51歳のヘンリーと、25歳も若いクローンとの激しいバトルが繰り広げられます。
バイクチェイスはテレビCMでもお馴染みですね。
バイクだけでなく、暗い地下空間で二人が相対し肉弾戦を展開します。
2人のバトルの結末はどうなるのか?
やはりというか、ウィル・スミスらしく家族愛が発揮されて結末を迎えます。
エンディングではクローンが普通に大学に通うところで終わりを迎えます。
ちなみにタイトルの「Gemini(ジェミニ)」は「ふたご座」の意味だそうです。