「青の帰り道」高畑裕太スキャンダルで撮り直し無事公開!動画配信中! [U-NEXT]
2018年12月7日に劇場公開された「青の帰り道」が動画配信中です。
「青の帰り道」は、本来ならもっと早く公開予定だったのですが、
2016年8月の高畑裕太スキャンダルにより公開が遅れました。
一時はお蔵入りになりかけた作品です。
2016年8月、群馬県前橋市を中心にロケが行われていました。
事件が起きたのは23日です。
撮影中止は高畑裕太が逮捕された1週間以内に決まりました。
この時には、既に作品の7割ぐらいは撮り終わっていたそうです。
しかし、藤井監督は先行きが見えない状況でしたが、絶対に撮り切るという強い情熱がありました。
迷惑をかけた各所への信用問題、予算、キャスト・スタッフの再手配など、途方もない高い壁をクリアして藤井監督は完成させたのです。
高畑裕太の代役は、2011年に俳優デビューした戸塚純貴が務めています。
作品内では、高校卒業時にリョウ(横浜流星)と一緒に、地元の建設会社にアルバイトとして就職するコウタ役です。
■「青の帰り道」概略
群馬県前橋市の高校を卒業した仲良し7人グループが、前橋市と東京を舞台に、
お互いがそれぞれの道を歩んでいく姿を10年間に渡り描いています。
若者たちの姿をリアルに繊細にとらえた作品で、よく見かける少女マンガや小説を題材にした青春ものとは一線を画しています。
2008年に高校を卒業した7人が、学生生活とは違う社会の厳しさに触れ、夢と現実のギャップに苦しみます。
東日本大震災や、リーマンショックなど現実に起こった出来事にも、彼らは大きく揺さぶられます。
彼らが、襲い掛かる現実に蝕まれていく姿に心がズキズキして痛いです。
何とも言えないリアル感があり、彼らに襲い掛かってくる原因は、ほとんどが周りの大人のせいです。
自分なりに生きていこうとするのを拒まれます。
それぞれが社会に出ると経験するのですが、その壁を乗り越えることができない、逃げる、先延ばしにすると周りが見えずらくなってきます。
「青の帰り道」では、自殺という重いテーマも扱っています。
自殺した友人に対して、残った6人の想いは一人ひとり違います。
「友達だったのに救えなかった」
「あいつのこと何も知らなかった」
「なんであいつのことわかってやれなかったんだ」
と呪いのように襲い掛かってきます。
迫真の演技に目を覆いたくなるシーンもありますが、「青の帰り道」には、救いや許しがあります。
とても感動します。
是非、動画で鑑賞してみてください。
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